各地より初霜の知らせが届くころとなりました。
ここ輪島でも先日初雪を観測、北陸ではこの時期に日本海を回遊する寒鰤が、初冬の雷と合わせて獲れ始めることから
寝ている鰤を「起こす」という意味をかけて、この時期の雷を「鰤起こし」といいます。
いよいよ本格的な冬の到来です。
寒さは厳しくなりますが、この時期ならではご馳走、寒ブリ、甘えび、カニなど北陸の味を存分に楽しんでいただける季節でもあります。
さて、この度「第3回 小森邦衞一門 一滴の漆」展をジェイアール名古屋タカシマヤにて開催させていただきます。
「髹漆(きゅうしつ)」の重要無形文化財保持者、小森邦衞氏と、小森氏の元に集まった次世代の作家の展示会です。
各作家の趣ある作品から普段使いの器まで、一堂に展覧いたします。
漆のもつ奥深さと美しさを、是非会場にてご覧いただければ幸いです。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
出品作家 小森邦衞 清水康志 山田勘太 竹岡千穂 伴野崇
第三回 人間国宝小森邦衞一門
「一滴の漆」展
会期 2021年12月8日(水)→14日(火)*最終日は午後4時閉場
会場 ジェイアール名古屋タカシマヤ11階 美術画廊