技法① 髹漆(きゅうしつ)

髹漆とは素地に麻布を貼り、

篦(へら)で下地を6、7回付け、砥石、木炭で研ぎ、精製した漆を刷毛で4、5回塗り仕上げる技法。

輪島塗は、下地付、地研ぎ、中塗、中塗研ぎ、上塗、

呂色と完全に分業制で、仕上げは呂色と塗立(花塗)があります。

小森先生は曲輪造と籃胎の2つの技法を使って素地から作り、

塗り上げ、仕上げは花塗という漆本来の艶を大切に生かす技法を用います。

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