箱瀬淳一展「漆の十色」開催のお知らせ
漸く秋の風が心地よい季節となりました。ここ輪島では世界農業遺産「白米千枚田」の稲が黄金色に輝き風に揺られています。 今年もジェイアール名古屋タカシマヤにて箱瀬淳一展を下記の通り開催させていただきます。 普段使いに映える素 […]
箱瀬淳一「漆-うるわし蒔絵の今」展 開催のお知らせ
箱瀬淳一 「漆-うるわし蒔絵の今」展 開催のお知らせ
現在ジェイアール名古屋タカシマヤ 9階特設会場にて、「箱瀬淳一 漆―うるわし蒔絵の今」展を開催させていただいております。 作り手のこだわりから生まれる美しい造形に箱瀬氏の繊細で美しい蒔絵が光ります。 気軽に取り入れていた […]
展示会開催のお知らせ
各地より初霜の知らせが届くころとなりました。 ここ輪島でも先日初雪を観測、北陸ではこの時期に日本海を回遊する寒鰤が、初冬の雷と合わせて獲れ始めることから 寝ている鰤を「起こす」という意味をかけて、この時期の雷を「鰤起こし […]
展示会開催のお知らせ
虫の音が心地よく、朝晩過ごしやすくなってきました。 さて、高洲堂では下記の通り、箱瀬淳一展を開催させていただきます。 静寂と躍動感を感じる「蒔絵」となめらかな漆の「塗り」の美しさを 是非、見て触れて感じていただければと思 […]
独自のスタイルを築き上げた箱瀬先生の「蒔絵と塗」
1955年輪島市生まれ。1975年、蒔絵氏田中勝氏に師事。 5年間の修行ののち、下地職人に再び弟子入り。 輪島塗では各工程ごとに職人さんが腕を振るう分業制が特徴ですが、 箱瀬先生の物つくりへのエネルギーは「一から自分の手 […]
美が生れる場所 輪島 箱瀬工房
能登空港から車で30分。美しい田園風景に囲まれたのどかな集落にたたずむ箱瀬工房。 形、色、手触り、加飾、すべてが調和し美しく完成する作品たち。 できるだけ分業はせず、自ら図案を起こし制作に携わることで、 輪島の技術を取り […]
技法② 曲輪造と籃胎
漆塗りをするためには素材を加工し器物(形)にする必要があります。 その器物(形)を素地といいます。 その素材に木材を使った指物・挽物・刳物・曲輪・巻き上げなどの技法を使った木胎があります。 先生の代表作品の多くは麻布等の […]
技法① 髹漆(きゅうしつ)
髹漆とは素地に麻布を貼り、 篦(へら)で下地を6、7回付け、砥石、木炭で研ぎ、精製した漆を刷毛で4、5回塗り仕上げる技法。 輪島塗は、下地付、地研ぎ、中塗、中塗研ぎ、上塗、 呂色と完全に分業制で、仕上げは呂色と塗立(花塗 […]